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家族でオカマバーに行った話

俺が東京に住み始めてすぐの頃に、山口に住んでいる家族が東京にやってきた。
父、母、妹の3人。息子の東京暮らしを一度見に来るということを言い訳に、東京見物をしようというのだ。

「東京のどこに行きたいの?」

と俺が聞くと、厳格な公務員の父は

「オカマバーに行くことと決めている」

と断言した。母はそんな父を見て微笑んでいる。
オカマバー?何か聞き間違えたかな、という俺をよそに家族4人で「夜のはとバスオカマバーツアー」に行くことになった。

俺は高校の頃から一人暮らしをしている、しばらくいない間に家族に何があったのだろう。そのとき感じた。

家族4人で極彩色のオカマバーでオカマのダンスショウを見学した。

俺がまだ家族と一緒に暮らしていたときは、土曜サスペンス劇場でエロイシーンが出るだけで気まずい思いをしたものだが。時は流れ、気づけば俺は家族4人でオカマのおっぱいを見ている。ああここは東京砂漠。

そんなことを考えているとSMショウのようなものが始まった。
女王様の格好をしたきれいなオカマが、ムチをもって観客席を練り歩く。

「あなたちょっと来なさい」

きょろきょろする俺。明らかに俺の方を見ているオカマ。
仕方なく俺は壇上に上がった。

舞台の上にはいすが用意されている、俺はそこに座らされた。
ちょうどその俺をいすにするようにオカマが俺の上に座る。

「おっぱいもみなさい。」

小声で俺にそっとささやく。家族はじっと見ている。
仕方ないのでとりあえず、もんだ。もう何がなんだかわからない、とにかくもんだ。

オカマは今度、俺と向かい合うように俺に座った。

「おしりを触りなさい。」

小声でオカマが再びささやく。家族はじっと見ている。
仕方ないのでとりあえず、さわった。もう何がなんだかわからない、とにかくさわった。

その後俺はムチで数回たたかれて、家族のもとに戻った。
妹はちょうどそのとき大学に入ったばかりくらい、19歳くらいだろうか微妙な年頃。
俺に何も言わない。こんな兄ですまない。

母が俺の方を見ながらうれしそうに言った。

「あんた得したねえ」

その後1500円だしてオカマと家族4人で写真を撮った。
その写真は今でも実家の玄関に大事そうに飾ってある。

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★ 1:エッセイ」カテゴリの記事

Comments

Chicks spend their first few weeks in a warm brooding room within the cattle barn. I think [David Arquette and Mackenzie Marsh] were so natural and so good together and the weight of the song. Minerals are laid down in fallow years to enhance soil biology a year ahead of the vegetable growing season.

Posted by: Vania | 2014.09.25 at 03:31 PM

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