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俺とクリスマス 2004-12-23

2004-12-23

もうすぐクリスマスということで描いてみました。

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俺とクリスマス。

もうすぐ、クリスマスだ。

クリスマスと言えば、高校3年生の時のクリスマスを思い出す。

お金もなく、彼女もおらず、一人暮らしではじめて迎えるクリスマス。
しかもセンター試験前なのに全く勉強をする気も起きなかった。

俺はしかたなく、喫茶店ネスパの家の息子の家に転がり込んで、喫茶スペースで二人で将棋をしていた。

「なんで、俺達はクリスマスに将棋をしているのだ?」

「大学はどうするのだ」

「勉強が進まない」

「やりたい事が見つからない。」

「TMNETWORKが解散した」

「今の高校生はなってない」

などなど、、、今、考えると青春すぎて、ご飯が2杯ぐらい食えそうなくだらない事を話続けた。

当時、俺は勉強で落ちこぼれ、親が引っ越したせいでなれない一人暮らしをすることになり、ずっと寂しい日々を過ごしていた。その上、下宿先の旅館は障子の隙間から隙間風が吹き込み、天井が高かったため夜めちゃめちゃ寒い。

そんな寂しさ、悲しさ、惨めさなどの渦がクリスマスに俺に訪れていた。

将棋も10局ほど、終わった頃、時計は2:00をさしていた。

「そろそろ帰るけえ」

と喫茶店のドアを開けた俺のほほに冷たいものが触れた。




「あっ雪がふっちょる。」友達が言った。




俺は空を見上げた、、、空からは雪がシンシンと振っている。
空に吸い上げられそうだ。

来たときはまったく降っていなかったのに、どうりで朝から寒い訳だ。


「ホワイトクリスマスか、、、」と俺がつぶやくと友達が。


「メリイクリスマス」と微笑んでいる。


「メリイクリスマス」と俺が微笑む。


俺は雪がふる中、自転車で下宿先の旅館に向かった。
街はすっかり銀世界。雪が月明かりに光ってあたりがやたら明るい。
寒かったが、ペダルをゆっくりこいだ。

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