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俺と文鳥と「イジメはいけんっちゃ」

中学校の頃、クラスでイジメが流行っていた。鉄道好きで、おとなしいF君をかからかい、パシラせたりという地味でだが、嫌な感じのイジメ。先生も見てみぬ振り。

俺は、昔から正義感が強い。「イジメはいけんじゃろ」と、いじめっ子達としばしば争いになっていた。ケンカが強い訳でもなく、クラスを仕切っていた訳でもないのに、よくやったと自分をほめてやりたい。
(若干、自慢が入る事を許されよ)

もっともイジメられていたF君も別に俺に感謝する訳ではなく、俺はクラスで真面目で面白くない奴、先生の手先、というレッテルを貼られ、全くもって嫌な時代であった。

しばらくして、俺は父の仕事の関係で、その街を引越し、遠くの街で高校生になった。

そんなある日、駅で塾の夏期講習に行く列車を待っていると、話かけてくる男がいる。F君だ。

正直、苗字が思い出せないくらい忘れていた。しかも中学校の時から4~5年経っていた、お互い随分見た感じが変わっている。俺が住んでいた街はSLが観光で走っていて、F君はそれを見にきたとのこと。

しばらく普通に話をしていたのだが、突然彼が切り出した。

「俺ブン君、あの時はありがと」

え?俺は突然の展開に驚いた。そんな風に思っていると思ったこともないし。今までそんな事、一言も言わなかったからだ。俺は何も話せず。

「ええんよ、ええんよ、大変やったね」

とひたすら言って分かれた。

F君はずっと俺の事を忘れないでいてくれた。しかも感謝してくれていた。中学校の時、俺に「ありがとう」とか言っちゃうと更にイジメられるのを恐れていたのだろう。分かれた後、そう気づいた。

地味な、なんでもない話なんだが、俺は忘れられないんだな。

2006521

⇒休日に、アパートの屋上で布団を干す。気持ちよし。

20065211

⇒フォスターチャイルドから久々の手紙、絵が描けるようになった模様。

20065212

⇒毛が生え代わった。日増しに美人になる。

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