俺と文鳥とビワ
先日、彼女と家の近所を歩いていたら、どこか聴いたことある言語が聞こえてきた。「スワヒリ語」である。すれ違った女性2人がスワヒリ語で会話していたのだった。
アフリカ系の人々がすべてがスワヒリ語を話すと思ったら大間違いで、東アフリカのケニア、タンザニア、エチオピアの公用語であって、アフリカ全土の言葉ではないのだ。
あんまり嬉しかったので、その女性二人に話しかけてしまった。
「こんにちわ?」俺
「こんにちわw」女性
「久しぶりにスワヒリ語聞いたんで話しかけちゃいました。」俺
「ああそう珍しいわね。」女性
なんて感じで会話が進み、JICAに今来ていることとか、いろいろ話をした。スワヒリ語を覚えていた自分にも驚いたが、自分が普段使うことのない能力を使える機会があるというのは本当に嬉しい話である。
「あのちょっと伺いたいんですけど、あそこに果物なってるでしょ、あれおいしいわよね」女性
と女性は、近所の家になっているビワを指差した。
「欲しいんだけど、食べたら駄目かしら?」女性
「いや人ん家の奴だから駄目だと思いますよ。」俺
「そう残念ね」女性
わざわざアフリカから日本に来たのだから、そこの家の人に話して、ビワくらい食べさせてあげればよかったよ。
悪いことしたな。
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